妊娠後期の恥骨痛の原因と3つの対処法

妊娠中に起こりやすい体のトラブルに「恥骨痛」があります。恥骨痛は、お腹が大きくなる妊婦後期に痛みがでることが多いです。
そこで今回は、妊娠中の恥骨痛の症状・原因と3つの対処法にについてお話ししていきます。

恥骨痛のよくある症状

▢起き上がり・寝返りの時に痛みがでる
▢立ち上がる瞬間に痛みがでる
▢初めの一歩が痛い

など、動き初めに痛みがあることが多いです。

恥骨はどこにあるの?
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恥骨は、骨盤の前側にあります。
恥骨の痛みは、左右の恥骨を繋ぐ「恥骨結合」で痛みが起きます。

恥骨痛の原因

1.日常生活の変化・運動不足

恥骨痛は、私たちのおばあちゃん・お母さん世代にはほとんどみられなかった症状です。
恥骨結合には、骨盤を支えてくれる骨盤底筋という筋肉がついています。この骨盤底筋は、骨盤を下から支えてくれる筋肉です。
昔の生活では、和式トイレ・地べたの生活・農作業・雑巾掛けなど日常生活で骨盤底筋を使う生活が多かったです。
今の生活は、洋式トイレのソファーの生活、掃除機など便利になったからこそ楽に生活できますよね!
その分、日常生活での運動が減った分、骨盤底筋が緩みやすくなり、恥骨痛に繋がっています。

2.姿勢の変化
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日々、胎児が成長していくなかで、姿勢も大きく変化していきます。
お腹が重たくなるので、腰が反ったようになっていたり、つま先に体重がのっていたり。
こういった姿勢の変化で、恥骨に重心がのりやすくなっていると次第に痛みにつながります。

3.子宮が大きくなり、恥骨結合が広がる

 妊娠初期・後期にかけて、骨盤を緩ますリラキシンというホルモンがでます。
骨盤が緩むことは、胎児を育てる中ですごく良いことです。

出産に備えて骨盤が広がることにより恥骨結合は平均2~3ミリから4~5ミリ広がります。
恥骨結合が緩みすぎると、骨盤がグラグラと不安定になった場合に恥骨痛が起こります。

恥骨痛の対処法

1.不安定な所で足踏み

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タオルの上や凸凹道など、普段と違う不安定なところで足踏みすることにより、骨盤底筋や足のバランスが整うことにより、骨盤が安定します。

2.骨盤底筋のトレーニング

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椅子に座り、膣を締めるように力をいれます。
締めたり・緩めたりを20秒ごとに繰り返します。

3.骨盤ベルトの着用

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骨盤ベルトを巻くことで、骨盤のグラグラ感が安定します。

恥骨痛は、妊娠後期にでてきやすく、お腹も重たくなっているし、しょうがないのかなぁと我慢している方も多くいらっしゃいます。痛みがあることは、出産前に骨盤の歪みや身体を整えるいい機会です。
恥骨に痛みが・・・と悩まれている方は、一度3つの対処法を参考にしてみてください。