生活環境や感情の変化から受ける身体への影響とは?

こんにちは。ひろゆらり鍼灸整骨院です。
少しずつ春の気配も見えてきていますが、まだまだ寒い日々が続いていますね・・・

季節の変わり目は体調を崩しやすいので、生活環境を整えて免疫力をさげないようにしておきましょう。

免疫力が下がる原因にもいろいろあり、日常の生活環境によってさまざまな変化がおこります。
今回は東洋医学で病気の原因についての考え方をお話します。

体内のバランス

健康な体は抵抗力があるので病気にはなりません。しかし、体内のバランスである気(き)・血(けつ)・水(すい)が乱れるとこの抵抗力が弱くなり、病気になりやすい体になっていきます。

気・血・水とは、人間の生命活動のもとで互いに影響しあってバランスを保っています。このバランスに乱れが生じると「体の動きが鈍い」「頭が働かない」「精神不安定」などの症状がでてきます。西洋医学の考えでそれぞれを神経・内分泌・免疫に当てはめることができます。

自律神経の役割をする「気」は、体の機能を正常に保つためのエネルギーで血・水を全身に運んでいます。食欲から消化・吸収まですべての機能を調整しているので、ここが乱れると体に栄養が正常に巡っていきません。血液やホルモンなど循環器・内分泌の役割をしている「血」は、全身に血液や栄養素を運び血液中の老廃物を取り除いています。ホルモン分泌の微調整をし、全身の活動力を高める働きをおこなっています。ここが乱れると月経異常など婦人科疾患になりやすくなります。免疫機能の役割をしている「水」は、皮膚や粘膜を丈夫にし病原体などの外敵から身を守っています。また、体内に侵入した病原体に対しても抗体を作り病原体を破壊することで体を正常に保っています。この「水」が乱れると感染症、自己免疫疾患、肌の乾燥や便秘などになります。

この気・血・水の3つがバランスをとって健康な状態を保っていますが、これを乱す要因があります。

身体のバランスを乱す3つの要因

①外因(季節や生活の環境による要因)

季節や環境などによる要因を「外因」と言います。気候の変化は季節風・寒さ・暑さ・湿気・乾燥・高熱の6つの要因でそれぞれの要因によって引き起こされる症状は異なります。このほか、生活環境の変化・大気汚染や環境破壊によるアレルギー症状など自分ではコントロールできないものではありますが、これらも「気・血・水」のバランスを崩す原因です。

②内因(過剰な感情の変化)

イライラや怒り、緊張など感情の変化は誰でも持っているもので、日々何かしらの感情が動いています。心と体は密接に結び付いている為、過度な感情の変化は体にとって大きなストレスとなり、「気・血・水」のバランスを崩す大きな原因隣り合わせいます。これを「内因」といい「喜・怒・思・憂・悲・恐・驚」を七情といいます。

・悩みすぎは脾を傷つける
・怒りは肝を傷つける
・過度の喜びは心を傷つける
・憂鬱と大きな悲しみは肺を傷つける
・恐怖や驚きは腎を傷つける

感情は体の内側から刺激するため臓器を傷つけやすく性格や気質を変える事は難しいので自分でコントロールすることが大変困難になります。

③不内外因(自分次第で未然に防げるもの)

内因と外因に分けられない原因を「不内外因」と言います。不内外因は、切り傷や骨折などの怪我・食中毒や薬物中毒・事故・生活習慣の不摂生など自分でコントロールできる原因の事を言います。食べ過ぎ・飲み過ぎ・寝過ぎなどやり過ぎの状態、食べていない・寝ていない・運動しないなどの不足の状態どちらも「気・血・水」のバランスを崩し、体にとって大きな負担になってしまいます。運動不足だと思って体を動かすのもいいですが、まずはウォーキングなど毎日出来る事から始めましょう。

 

外因・内因・不内外因それぞれ体にとってストレスとなるものがあります。日々そのストレスは変化し身体に影響を受けていくのですが、過剰なストレスとして影響しないように少し疲れを感じた時はしっかりと休息をとるようにしてください。