産後、骨盤ベルトいつまで?

ひろゆらり鍼灸接骨院の塩崎です。

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みなさん、妊娠・出産すると骨盤が「ひらく」「ゆるむ」という言葉を聞いたことありませんか?

最近、雑誌やテレビで骨盤矯正、骨盤エクササイズ、骨盤ベルトなど「骨盤」というワードを目に耳にすることも多くなっています。

産後は特に、自分の骨盤の状態気になりますよね。
出産した後も、妊娠前に履いていたズボンが太ももやウエストでとまって入らない・・・という方も多いと思います。
産後の骨盤ベルトをした方がいいと思って最初はつけていたけど、いつの間にかつけなくなってしまって・・・という声もよく耳にします。
実際に、産後いつから、いつまで骨盤ベルトをしていたほうがいいのかよくわからないですよね。

今回は、妊娠中から産後の骨盤のゆるみ、産後の骨盤ベルトはいつまでつけるのか、この3つについてお話しします。

1.妊娠中の骨盤のゆるみ

妊娠10ヶ月間の中で、陣痛が起こり急に骨盤がゆるむわけではなく、徐々に骨盤はゆるみ、ひらいていきます。

赤ちゃんはママの子宮の中で育ちます。子宮は骨盤の中に入っています。骨盤がガチッと止まっていると、子宮は膨らむことができません。なので、妊娠初期から「リラキシン」というホルモンが分泌され、骨盤を止めている靭帯が緩み、ひらくことによって骨盤内に余裕ができて、赤ちゃんを育てていきます。

また、赤ちゃんの頭は、ママの骨盤を通れるか通れないかギリギリのサイズです。妊娠前と同じ広さの骨盤では、スムーズに生まれることができません。そこで、ママの身体は、妊娠の初期段階から少しずつ骨盤をゆるめて出産に備えています。

2.産後の骨盤のゆるみ

妊娠中に少しずつ広くなった骨盤は、出産で最大限に開きます。
出産後はゆるんでグラグラの状態になります。

2ー1 自然分娩と帝王切開の違い

帝王切開と、自然分娩と比較すると自然分娩の方が骨盤のゆるみが大きい様なイメージがあるかもしれません。
確かに、赤ちゃんが骨盤を通っている分ゆるみが大きい感じもしますが、10ヶ月間、ママのお腹で育てているのには変わらないので、同じ様に骨盤もゆるんでいます。

2ー2 産後の骨盤の戻り

妊娠して骨盤がゆるんで、体重も増えていたり、いつ妊娠前の身体に戻るのか気になりますよね。

妊娠中にでていた「リラキシン」の影響はすぐには収まりません。
産後2ヶ月程は骨盤はゆるんでいる状態になります。

出産直後の子宮は、まだ膨らんだ状態で1ヶ月~2ヶ月かけて元の子宮の大きさに戻ります。
なので個人差はありますが、産後直後の骨盤のグラグラは1ヶ月~2ヶ月ぐらいでだいたい収まります。

3.産後の骨盤ベルト

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産後の骨盤ベルト、つけた方がいいと聞くけど、実際にいつからいつまでつけたらいいのか?
よくわからないまま、いつの間にかつけなくなったという方も多いと思います。

3ー1 産後の骨盤ベルトいつから?

産後の骨盤ベルトは、出産直後からつけたほうがいいです。
出産直後が1番、骨盤がグラグラしていてゆるみが強いからです。
帝王切開の場合は、傷口が痛くてなかなかベルトは巻けないので、ムリに巻く必要はないです。

3ー2 骨盤ベルトはいつまで?

産後1ヶ月は、外出せずにゆっくりしたほうがいい。と昔から言われていますよね。
骨盤が安定することで、グラグラ不安定な状態で過ごすよりも子宮の回復や身体の負担も軽減されます。
なので、1ヶ月~2ヶ月は骨盤ベルトを巻きましょう!

産後1ヶ月経ち、動ける様になってきたら日常生活のなかで徐々に骨盤ベルトを外す時間を作りながら2ヶ月ぐらいを目安に完全に外していきます。

3ー3 骨盤ベルトはずっとつけないほうがいい?

長くつけていると、それだけ骨盤が締まり、ゆるみも早く戻るイメージがありますよね。
実際は、長くつけていると、骨盤を支えている筋肉はベルトに頼ってしまいます。
ずっと頼っていると筋肉は弱くなり、「ベルトをつけている時は良いけど、外すとなんか不安定になる」「ぽっこりお腹が戻らない」に繋がります。
だから、産後1ヶ月~2ヶ月経ち、動けるようになったら自分の筋力で支えていくためにも外していきましょう。

妊娠中から産後の骨盤のゆるみ、骨盤ベルトいつまでつけるのかについて少しでもわかっていただけましたか?
骨盤ベルトもいいものだからこそ、しっかりつける時期や必要性を知っていただくだけでより活用できると思うので参考にしてみてください♪