こんにちは!ひろゆらり鍼灸接骨院です。
11月ももう半分が過ぎ、朝晩の寒さも少しずつ強くなってきましたね。
寒くなってきて食べたくなるのが「鍋」!!
みんなで囲んで食べる鍋は体も心も温まりますよね♪
鍋とは
そもそも鍋の起源は、縄文時代までさかのぼるといわれ、土器に食べ物を入れて煮ていました。
「鍋料理」として発展し出したのは江戸時代からだといわれています。
そんな昔からある鍋は、食べ物の旨味、栄養を無駄なく食べることができる優れものです!
そして、食材は一つ一つが身体を良くするための効果を持っています。
では、いつも鍋に入れているあの食材には、どんな効果があるのでしょうか?
定番鍋食材の効果
〈昆布〉
ダシを取るときに使う昆布。
体の熱を冷まし、余分な水分を取り、むくみを解消してくれます。
〈白菜〉
根本はシャキシャキ、葉先は柔らかな白菜。
体を潤す働きがあり、発熱したときや喉の乾燥、咳、痰の改善に良いとされています。
〈大根〉
ダシがよく染みておいしい大根。
胃もたれ、嘔吐、おなかの張りなどに良いです。
肺の働きを良くして、喉の不快感、咳や口内炎にも有効です。
〈ねぎ〉
味噌汁、炒め物、薬味、鍋など様々な料理で使われるねぎ。
体を温めて、気や血(エネルギー)の巡りを良くしてくれるため、寒気を伴う風邪の初期症状に有効です。
〈豆腐〉
柔らかさの中にしっかりとした味がある豆腐。
体の余分な熱をとる働きがあり、高熱時に豆腐湿布を用いるなどの民間療法も伝わっています。
季節の食材の意味
各食材の効果を見ても分かるように、寒い季節によく食べられる鍋には、この季節に流行りやすい、風邪や喉の不調、冷えからくる症状などに効果的な食材が多く入っていて、とても理にかなった料理なのです。
「旬の食材」といわれるものも、それぞれ、その時期起きやすい体の不調を改善させる効果を持っています。
一度、普段何気なく食べているものにも、ちゃんとした理由があることや、それぞれの効果を意識して食べてみてください。
季節ごとの不調に負けない、健康な身体になりましょう!