妊娠中の腰痛は骨盤のゆるみだけじゃない!5つの原因と対処法

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妊娠中、妊婦さんが身体の不調を訴える主な症状に腰痛があります。立っていても痛い、横になっても痛い、痛くて寝返りも打てないなど、妊娠されて、初めて腰痛を経験された方も多いのではないでしょうか。

よく言われる妊娠中の腰痛の原因に、ホルモンバランスの変化があります。妊娠をして赤ちゃんを育てていくのには、すごく必要で良い変化です!時には、それが原因で痛みが出ることもありますが、ホルモンバランスの変化以外にも腰痛になるには様々な原因があります。今回は、妊娠中に腰痛になる5つの原因と対処法についてお話しします。

 1.腰の役割

腰は「体の要」です。
身体の真ん中にあり、支点になります。
役割として大きく分けて3つあります。

1-1.身体を支える役割

私たちは日常生活において、数多くの姿勢をします。座っている状態でも、立っている状態でも、その場の状況で姿勢を変えて上半身から下半身のバランスをとり身体を支え倒れないようにしています。

1-2.身体を動かす役割

前かがみや体を反らしたり、捻ったりなど背骨、腰から股関節を上手く連動させて動きを作ります。

1-3.内臓や神経を守る役割

腰には、数多くの神経が集まっており、束になって通っています。この神経は、腰から首にかけて通っている背骨によって守られています。そのため腰を痛めると腰だけではなく、股関節や膝など様々な影響があります。また、腰から骨盤は、腹部全体を支えており、生殖器や消化器、泌尿器を保護するという重要な役割があります。

2.妊娠中の腰痛の原因

2-1.ホルモンバランスの変化

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妊娠初期から卵巣からホルモンが出てきます。赤ちゃんの成長に合わせて大きくなる子宮のスペースを確保するため、また出産時に赤ちゃんの通り道を確保するために、骨盤周辺の筋肉や関節をゆるめるために分泌されます。筋肉や関節がゆるみすぎると、身体を支えることができなくなって痛みに繋がります。

2-2.重心の変化

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赤ちゃんが大きくなるにつれて、姿勢も変化していきます。腰が反りやすくなったり、身体のバランスが自分1人の時とは変わっていくなかで負担が腰に偏りすぎると痛みに繋がります。

2-3.日常生活の変化

私たちの祖父母の世代と、現代と比べると日常生活はすごく便利になっていますよね。移動は電車や車の乗り物があったり、買い物もお店に行かなくてもインターネット通販で買えたり、日常生活での体を動かす機会も減っています。筋肉も使わないと、使わなくていいんだと弱くなってしまい身体を支える力も弱くなるので痛みに繋がりやすくなります。

2-4.内臓の疲れ

内臓と腰痛と聞くと、関係ないように感じますよね。例えば、胃は食べたものを消化する働きがあったり、腎臓はいらない水分を尿として排泄、代謝する働きがあります。内臓も筋肉と一緒で、使いすぎると疲労してきます。胃は消化機能が落ちて胃もたれしたり、腎臓は水分調節が上手くいかなくてむくみに繋がったり、身体にいろいろな不調として症状がでてきます。その不調の1つとして、腰痛にも繋がります。

2-5.頭、目の疲れ

最近は、仕事や日常生活でパソコンやスマートフォンをみる機会が多いです。また、私たちは目でみて物事を判断したり、考えて行動することが多いです。物事を判断したり、行動を起こす最終判断は頭の中でしています。例えば、腰を前に倒す。という動作も頭から腰に指令が伝わり身体は動きます。なので、頭が疲れると指令が上手く伝わらなくなり、結果として痛みを引き起こす原因にもなります。

3.妊娠中の腰痛の対処法

3-1.骨盤ベルトを巻く
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骨盤がゆるみすぎて、痛みが出ている腰痛には効果的です。1日中巻いていると、筋力低下にも繋がりやすいので、外出するときや、掃除をするときなどいつもよりもたくさん動く時に巻いてみてください。

3-2.エクササイズ

妊娠中は、お腹が大きくなるに連れて姿勢が変化していくので、自分で週数にあわせて立ちやすい位置を探します。

つま先 踵 内側 外側

立ちやすい位置に、重心がのると身体は楽に動けるようになります。
例えば、猫背で姿勢が崩れると目線が下に落ちたり、前かがみになり身体の中の内臓なども窮屈ですよね。
動きやすい位置に重心がのると、目線が変わったり、身体にも余裕が生まれます。

妊娠中の腰痛の原因は人それぞれです。
ぜひ、腰痛が気になる方は参考にしてみてください。