妊娠中の腰痛や肩こりはなぜ起こるのか?

 

 

皆様こんにちは!妊婦さんのための鍼灸整骨院「ひろゆらり」下大前です。

今日は妊娠中に多くなる腰痛や肩こりの主原因をお話させていただきます。妊娠中にかぎらず、現代人の腰痛・肩こりの原因になりやすい部分のお話です。

日々の生活で行ってほしいことも書きますので、出来る方は無理ない範囲で試してみてくださいね。

なぜ腰痛や肩こりが妊娠中に強くなるのか?

僕の意見としては大きく下の2つです。

➀妊娠中の不安やとまどいから来るストレス

周囲の方々、産婦人科の先生・私たちの何気ない一言に「えっ??!」と戸惑うことありませんか??
「逆子だね。」とか「ちょっと○○だけど今のところ大丈夫だよ」とか・・・
そういう一言ってすごく印象に残りますよね。
こういうひとつひとつの不安が、精神的疲労となり腰痛や肩の緊張を作ります。
これを解消する手段としては、患者さん自身が産婦人科のスタッフさん、私たちにどんどん質問して正しい情報をもらうことが大切ですね。

ひろゆらりではこういった妊婦さんの精神状態に配慮して、「大丈夫です」の一言ではなく、「大丈夫な理由」を添えて出来るだけ丁寧に説明を行うようにしています。
ですが、それでも説明不足な場合はあると思います。  (今まで僕の説明不足で不安感を持たせてしまった方、大変申し訳ありません(+_+)
産婦人科の先生や助産師さん、病院の受付さんとどんどん積極的にコミュニケーションを取ってください。
そこで先生の診察では相談できなかったことや、先生の説明不足でよくわからなかったことを質問して、不安をのこしたままにしないようにしましょう。
ちなみにひろゆらりでは、治療後自宅に戻られてから、不安に感じることがあればいつでもお電話下さい。という説明もさせて頂いています。
気軽にお電話くださいね。
もちろん当院に来院されていない方からの相談もいつでもご相談ください(^^♪

②基本的な運動能力の低下

妊娠中はお腹が大きくなって腰痛が出たり、肩こりになる。そう思われていませんか?
今では、妊婦さんは動き過ぎてはいけない。等、○○してはいけない。ということがものすごく多いですよね。
ネット上を見てみると、食べるものも動くこともできないくらい色々な妊婦さんがしてはいけないことが出てきます。
でもね。皆さんよくよく考えてみてください。
昔の妊婦さんは妊娠しているからといって、車やエレベータもない時代に安静にできたでしょうか?
農作業を休めたでしょうか? 農作業をしなければ生きることが出来ない。そんな時代で、お腹の大きな妊婦さんでも普通に重い荷物を担いで、
農作業をしていた。という記録があちこちに残っています。

このお話だけでも、現代の妊婦さんが極端に過保護にされていることがお分かりかと思います。

人間本来の運動機能を取り戻す

上で、「基本的な運動能力の低下」と書きましたが、もう少し細かく言うと、「機能の低下」ではなく「機能が眠っている」だけです。

眠っているだけですので、その機能を呼び起こせばしばらくすると元の機能を取り戻してきます。
このため手段として色々な体操があります。ひろゆらりでは妊婦さんに色々な体操を行っていますし、結構痛みが強く動けない妊婦さんにも、
体操を指導しています。下の写真はその時に使っている道具です(^^♪

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当院では上の写真のようなバランスボード等を使って、わざと不安定な状態に身体を置くことで、安定した身体を取り戻すような体操を多数取り入れて、妊婦さんの身体を整える体操を行っています。
ですが、日常生活の中でどうすればいいか?というと、出来るだけ「歩く」ことを意識していただけるかなり違います。
特に、生活環境にもよりますが、平なアスファルトではなく、凸凹した道(河原や山道)をゆっくり歩かれることがかなりおすすめです。
凸凹した不安定な道を歩くことで、身体は四方八方にバランスを取る必要が出てくるので、安定した身体を取り戻すことが出来ます。
妊娠してお腹が大きくなる後期になって歩き出すと、逆に痛みがでてくることがありますので、妊娠初期、もしくは、御妊娠を考えられている方は、
妊娠される前から「歩く」ことを意識されるといいと思います。

歩くことで、骨盤を安定させる骨盤底筋群が活性化され、本来の身体の機能が回復してきますので、ぜひ医師から安静を指示されていない限りは行ってみてください!

日常動作で身体を痛める動物は人間だけ

野生動物には、外敵と戦ってケガをする以外、腰痛や肩の痛みはほとんどないそうです。
人間はというと、少し歩いたりしただけでも膝や腰を痛める場合もあるくらケガをしやすいです。

なぜか?

人間は他の動物に比べて、知能が高いために、いかに楽に生活をするか?を創意工夫をしながら文明を発達させてきました。
ですがそれと引き換えに、人間本来の運動機能は退化する一方で、簡単に身体を痛めてしまうようになってしまった部分もあるということもいえます。
つまり、人間本来の運動機能を取り戻すには、野生動物たちが歩くような凸凹道を歩けば少しづつ元の機能を取り戻してきます。
季節を肌で感じて、外を歩いてみましょう!
ご質問などはどんどんひろゆらりまでご連絡下さいね(^^)/