乳房が赤く腫れている、おっぱいにしこりがあって痛い、発熱や頭痛がする、母乳の色が黄色い、
もうずっとこのような症状を抱えたまま生活しないといけないと思っていませんか?
このようなことで悩んでいるのであればぜひこのまま読み進めて下さい。
乳腺炎とは、乳腺が詰まり炎症が起きている状態の事をいい、授乳中の方のおよそ4人に1人は乳腺炎になると言われています。
乳腺炎には、「急性うっ滞性乳腺炎」「急性化膿性乳腺炎」「肉芽腫性乳腺炎」などの種類があり、授乳中の方に多くみられるのは「急性うっ滞性乳腺炎」です。乳房の腫れや発赤、激しい痛みなどの症状がほとんどで、発熱や頭痛など風邪に似た症状を伴うこともあります。
なんらかの原因により乳頭の損傷などが起こると「急性化膿性乳腺炎」となる事もあります。
乳腺炎の原因
乳腺炎の原因は、授乳の頻度が少ない事や授乳の体勢が悪く子供が上手く吸えなくなってしまっている、射乳反射が弱い為など授乳の問題でてくるのですが、それ以外でも乳汁自体の質の悪さが原因となる場合も多くあります。
ストレスや食生活の乱れ、睡眠の質の悪さ、排便排尿が正常に行えていないなどの日常生活の乱れがあることで乳汁の質は大きく変化していきます。
母乳は血液から作られます。その為、血液循環の状態や血液の質が悪いと、当然母乳の質も悪くなってしまうのです。血液の状態は、日常生活によって変化してしまうので、その結果乳腺炎になってしまいます。
乳腺炎の施術
一般的に乳腺炎は、抗生物質や消炎鎮痛剤などの薬物治療、酷くなると手術をする場合もありますが、授乳中なので薬はあまり飲みたくない人や、出来る対処法が母乳を出し切る事ぐらいなので他に方法を探している方も多く存在します。
当院では、このような症状でお悩みの方に対しても東洋医学の考えを取り入れる事で症状を改善する為の施術を行うことが出来ます。
東洋医学では、身体に起こる症状はバランスの崩れが原因と考えられており、その中でも「気・血・水」のバランスの崩れが大きく関係しています。
「気」は西洋医学でいう自律神経の事を言っており、生命活動の全てを統括しています。「血」は血液や体液など循環器系や内分泌系に関わるところ全てのことです。
この他「水」という免疫機能に関するものがあり、「気・血・水」のバランスが崩れた時に身体に症状が現れてきます。
つまり、乳腺炎はこの3つの中の「気」と「血」の乱れによって起こるものと考えられます。
出産をする為には、出血や出産を行う為に大量のエネルギーを使わないといけません。
その結果、産後の身体は「気」と「血」が不足した状態になる為、非常に疲れやすく身体の不調もでやすくなります。
母乳は「血」により作られ、血は「気」によって作られ、「気」によって動いていきます。血液循環のみならず、身体に「血」を作り出すエネルギーがなければ正常に生産されません。
当院では、こういったバランスを整体や鍼灸治療によって整えていきます。
当院は、鍼灸施術を中心に東洋医学、西洋医学、整体療法、食生活アドバイスなど様々な観点から施術を進めることで症状の改善を目指しています。
どこにいったらいいのかわからない、病院では薬を出される以外は診てくれない、薬はなるべく飲みたくない、など不安で仕方がないような状況であれば、ぜひご相談ください。
一般的な整骨院での施術と当院の施術の違い
一般的に整骨院などで乳腺炎に対する施術が出来るイメージが無いと思いますが、東洋医学の考えを取り入れることでこれらを可能にしています。鍼灸施術をしている多くは単に症状を和らげることに重点を置いているため腰が痛ければ腰に鍼灸施術を行います。ですが、当院では症状を和らげるだけの治療はおこなっていません。なぜなら、乳腺炎になる理由があるからです。
乳腺炎は、
①感情や気候の変化、暴飲暴食、疲労、外傷で体が疲労する
②体のバランスが崩れ、気・血・水の流れが乱れる
③循環の悪さやホルモンバランスが崩れる
④乳腺炎になる
という流れがあります。一般的な乳腺炎に対する薬物療法では、③の循環の悪さやホルモンに対しての対処を行いますが、当院では東洋医学の考えを取り入れ独自の「鍼灸治療」により、①と②に働きかけることで、乳腺炎になる理由をクリアすることにより、乳腺炎が改善されます。
受付時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 |
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9:00-13:00 午前診 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | × |
15:00-19:00 夕診 | ● | ● | × | ● | ● | × | × |
※ベビーカーでの来院も可能です。
※第四水曜日は院内研修のため休診です。
※最終予約は受付時間の30分前になります。