2025.02.04
産後は腰痛や骨盤周りの痛み、肩こりといった身体的なもの以外にも、寝不足やホルモンバランスの急激な変化もあり、精神的にも不安定になりやすかったりと、色々なお悩みが出てきますよね。
今回はその中の腰痛と骨盤周囲の痛みについて、お話していきます(^^)/
たくさんの産後のお母さんをみさせていただく中で
①産後の姿勢の崩れ(間違った体の使い方のクセ)
②骨盤周囲の不安定さ
これらが原因で産後に腰痛や骨盤周囲の痛みが出ている方が多いように感じます。
妊娠中はお腹が大きくなってくるにつれ、重心は前(+少し上方)に変わっていきます。
そのままだと前に転んでしまうので、腰を反らしてバランスをとったり
歩く時は足を横に広く開いて、左右の安定性を確保している方が多いです。
妊娠中のこういった特徴的な姿勢は、赤ちゃんがお腹から出たらすぐに元に戻る!
…とは限らないんです。
妊娠中の体の使い方のクセが残ったまま、反り腰のお母さんをよく見かけます。
でもその姿勢のままだと当然、腰や骨盤周囲の負担は大きくなるので、きちんと産後の骨盤・お身体のケアが必要になってきます。
また、体の歪みだけではなく、産後2~3ヶ月頃まではホルモンの影響もあり骨盤が不安定です。
その骨盤の緩みが原因で腰痛や骨盤周囲の痛みが出ているパターンも。
緩みが強いと、普段安定していた骨盤周囲の関節が不安定になり、ズレが生じることで痛みに繋がります。
産後直後の緩みは生理的なものなので、私たちがコントロールできるものではありません。
ですが、骨盤に負担のかかりにくい授乳姿勢や抱っこの仕方、立ち方など工夫できることはたくさんあります!
左右どちらかだけ筋肉の緊張が強いと、見かけ上骨盤も歪んで見えたりするので、そこのストレッチをしてあげるのも一つです。
腰痛や骨盤周囲の痛みでも、原因はいろいろあるので、しっかりとその原因に対してアプローチしてあげることが大切ですね!
みなさんも気になることがあれば、いつでもご相談ください(^^)/